■ 小学生女子選抜チームの結成のお願い

 

 当協議会では今年も「第11回東北小学生女子野球交流大会」の参加チームを募集しておりますが、以前、本大会に参加したチームで、地域に女子選手がそれなりにいるのに、単位チームの事情で今年はチームを結成出来ないという連絡がありました。

 自チームの活動が優先されるということは理解できますが、女子の選抜チームの活動は年に1、2回で地域の女の子が年に1回集まって楽しく野球をやりましょうというレクレーション

的な側面もありますので、年度初めの地域の総会で年間予定を立てる際に女子選抜チームの

活動についても決めて頂きたいと思います。

 そして、女子野球大会がある時には女子選手は選抜チームに優先的に出して頂けるような

環境を整えて頂きたいと思います。

 男子の地域の選抜チームの活動は単位チームの指導者にも理解され易いようですが、女子となるとなかなか理解して頂けないようです。

 女子大会に参加することで他チームには私より旨い選手がいるとかという気付きがあり、あの子より旨くなりたいという闘争心が沸く子供もいることと思われ野球の上達にも繋がる

ことと思われます。

 また、女子選抜の活動をすることで、女子選手の入部促進を考えなければならないという

指導者も増えて行くことと思われます。

 女子選手を増やすことは自チームの存続にも繋がって行くということを指導者の方々には

理解して頂きたいと思います。

 東北地方の野球スポーツ少年団の女子選手は4年前をピークに大幅に減少しております。

 男子も女子も入部しないという状況が続くと野球スポーツ少年団の休廃部が加速して行くだけです。

 単位団の指導者の皆さんには女子選手を増やす活動を積極的に行って頂きたいと強く望み

ます。

                                 (令和3年9月30日)

 

 

全日制中高一貫校 古川黎明高校で選手として活躍する

       宮越 姫さん

 

宮城県大崎市の宮城県立古川黎明高校野球部の女子選手として3年間プレーしてきた宮越姫さん(3年生)が高校野球宮城県大会の代替大会へ向けて出場する仲間たちのために全力でサポートしている。

宮越さんは女子のため公式試合には出られないが、実戦練習では指示を出し、ノックを受けて汗を流した。

宮越さんは4歳上の兄の影響で、小学2年生から兄と同じ「古川スワローズ野球スポーツ少年団」に入り練習を重ねてきた。

定かではありませんが、大崎市の野球スポーツ少年団の関係者によると小学生の時はキャッチャーをしていたのではないかという話です。

進学した古川黎明中学校には野球部がなく、「高校では絶対に野球をやりたい」という信念で、中3の冬から同高野球部の高校生に交じって練習をしてきた。

7月5日には東北学院榴ヶ岡高校との練習試合が行われ、宮越さんは2試合目に1番セカンドで出場して4打数2安打、3回飛んできたゴロを全てアウトにした。

代替大会には出場できないためこの日が引退試合となった。

宮越さんは国公立大学への進学を志望しており、野球を続けるかは検討中とのことである。

小・中学校で野球をする女子選手は少なくなく、高校野球も選手の減少で休廃部、合同チーム化も進んでいる訳ですから、女子選手の硬式試合への出場の道を真剣に考える時期になっていると思われます。

                            (令和2年8月3日更新)

 

 

第3回『絆』女子野球交流大会が開催

岩手絆女子野球クラブは平成27年3月29日に大船渡市三陸町綾里の三陸総合運動公園で「第3回“絆”女子野球大会」を開催した。

参加チームは中学生の部が岩手絆ヴィーナス、宮城ドリームガールズ、小学生の部が岩手絆ガールズ、秋田エスポワールガールズ。

 

■ 試合結果

 ● 中学生の部 1試合目 岩手絆 2 × 12 宮城ドリームガールズ

            2試合目 岩手絆 0 × 1  宮城ドリームガールズ

 ● 小学生の部 優 勝 秋田エスポワールガールズ

                                                                      (平成27年5月25日)

 

 

野球スポーツ少年団の指導者の皆様へ

小学生女子野球はチーム存続に繋がります

私たちと一緒に女子野球をやりましょう!!

● 合併しないでチームを存続させる方法を考えましょう。

 少子化や野球の人気低迷、子供の野球離れ、父母のスポーツ少年団嫌いなど様々な要因で東北地方の野球スポーツ少年団は団員不足やチームの休部・廃部が進んでおります。

 昨今、チームの指導者や父母会では安易に子供がいなくなれば他チームと合併すれば良いと安易な方法を考えますが、合併した年は子供が増えるものの次第に子供が少なくなり、最後は廃部になるという例が少なくありません。

 また、他の地域と合併するのだから、親の考え方も違う訳で1年も経たないうちに分裂したという例もあります。

 

● 指導者の気概と地域の少年野球団体の協力でチームが復活!

 宮城県県央部の60代の監督さんが率いる野球スポーツ少年団は小学校そのものが子供が少なく、最後は選手が3人になったものの、その監督さんは子供が1人になっても子供がいる限りは続けるという気概で自分の小学校で練習しつつ、試合の時は近隣のチームに入れてもらって試合をするという地域の少年野球団体の協力を得ながら活動を続け6年後には子供が10人以上になり単独で活動することができるようになりました。

 

● 女子選手を増やすことがチーム存続に繋がります。

 各チームそれぞれ事情があるとは思われますが、一概にこうすれば良いという正解はありませんが、安易に合併、休部、廃部を考えないで地道に部員を増やして行くことを考えましょう。

 年配の少年野球の監督さんの中には未だに野球は男子だけがすれば良い、女子は野球をするものではないという考えをお持ちの方もいますが、チームにどんどん女子選手を入れてチームの存続に繋げて行って欲しいと思います。

 

● 女子選手は身体能力が高く成長します。

 小学生のうちは女子の方が身体能力が高く、指導によっては男子よりも野球技術が高い選手になります。実際にピッチャーやキャプテンを務めている女子選手も少なくありません。

 女子選手をチームに入れる時は1人だとどうしても男の子の中で恥ずかしいという気持ちになるので最低2人はいるようにしてあげて下さい。

 女子選手がいるうちに女子選手を募集すると入団します。

 女子選手を絶やさないようにすることが団員減少に歯止めをかけることが出来ると思います。

 当協議会の大会、野球教室に積極的に未入団の女の子を連れてきて、それをきっかけに各チームに女子選手が入団するように当協議会の活動を活用して頂きたいと思います。                                  (平成27年5月25日)

 

 

宮城県知事杯・只埜榛奈旗争奪

第4回東北小学生女子野球交流大会フォトスケッチ

平成26年11月15日開催

                            (平成27年5月25日アップ)

三浦由美子杯争奪

第2回東北小中学生女子軟式野球交流秋田大会

フォトスケッチ      平成26年11月30日開催

                            (平成27年5月25日アップ)